【毎日快晴!ビーチ最高!給料高い!】ワーホリ天国?ブルームの魅力




こんにちは!

2015年5月から2016年11月まで、1年半オーストラリアでワーホリをしていたKohei(@maruchan_wt)です。

オーストラリアには居心地がよくて住みやすい素敵な街がたくさんあるのですが、今回はその中でも僕が特に気に入ったBroome(ブルーム)についてご紹介したいと思います!

オーストラリアの好きな街ベスト3を勝手に選んでみたこの記事でも、ブルームを第1位に選びました!

【1年半ワーホリした僕が厳選!】オーストラリアの好きな街ベスト3!

2017年10月1日

ブルームにはオーストラリアワーホリの最終盤、2016年7月初頭から10月末まで、4ヶ月ほど滞在して働いていました。

観光地としてもたくさんの魅力を秘めたブルームですが、今回はワーホリ目線で、特に「生活する」「働く」という視点を中心に書いていきたいと思います。

なおこの記事では「ワーホリ」と「バックパッカー」という言葉を、ほぼ同義として使用しています。

簡単には語り尽くせないほどの魅力溢れるブルーム。これからその魅力をたっぷりとご紹介します!

基本情報

オーストラリア北西部のこの位置にあります。最も近い都市であるダーウィンから約1,870km(車で約21時間)、属している西オーストラリア州の州都であるパースから海沿いルートで約2,350km(車で約24時間)離れています。ちなみに青森から鹿児島まで、日本海側の北陸自動車道経由で約1,910kmなので、この街がどれだけ都市から離れているか想像できるかと思います。

周りは荒野で大きな街もありません。本当に赤土の荒野に囲まれ周りから隔絶された、いわゆる”Middle of nowhere”(周りに何もない場所)です。

Broome(ブルーム)
【州】西オーストラリア州(Western Australia)

【人口】約17,000人(2017年)(乾季のハイシーズンには5万人ほどになると言われている)

【気候】熱帯性気候。乾季(5月〜10月頃/ハイシーズン)と雨季(11月〜4月頃/ローシーズン)に大別される。

オーストラリア人(特に年配の方々)に人気のホリデータウンです。熱帯性の気候で乾季と雨季しかなく、雨季には大雨で道が水没したりするので、観光シーズンは乾季に限られています。そのためこの街で働くバックパッカーもハイシーズンを過ぎると大幅に減りますが、雨季でも当然地元住民は生活しているため、(ポジションは減るかもしれませんが)仕事は通年であります。

ブルームで働くワーホリで圧倒的に多いのはヨーロピアンを中心とした欧米人で、アジア人の中では台湾人が突出して多いです。日本人にとってはまだまだマイナーなので、僕が知る限り一番多い時でも街全体で20人いないくらいだったかと思います。

【ワーホリ天国】ブルームの魅力

ブルームの魅力はなんといっても晴れ晴れした天気、ケーブルビーチに代表される美しいビーチ、ワーホリを惹きつける高い賃金です。他にも観光スポットやイベントなど、滞在していて楽しい魅力がたくさんありますが、この記事ではまずこの3つの魅力について紹介していきます。

すがすがしい天気

5月〜10月頃の乾季(ハイシーズン)には青々とした晴天の日が続き、雨はまず降りません。僕が滞在していた2016年の7月頭〜10月末の中で、特に7・8月は曇りの日すら記憶にある限りはなく、ただの「晴れ」どころか雲一つない「快晴」の日が毎日続きます。気温も毎日30℃超えなので、開放的な南国の夏がシーズンを通して楽しめます。
マングローブや芝生の緑と赤土、そして青空のビビッドなコントラストが、ブルームの日常風景です。

Cable beach(ケーブルビーチ)

ブルーム最大の魅力はなんといってもケーブルビーチ。街の中心部から5kmほどのところにある広大なビーチ。

数キロに渡って続く幅の広いビーチと一面ターコイズブルーの海は、僕が訪れたオーストラリア中の数多くの美しいビーチの中でも、1位2位を争う壮観です!

また水平線に沈んでいく夕日は、何度見ても飽きない美しさ。快晴の青空から、オレンジ、赤、赤紫と、グラデーションのように変化していく夕焼け、夕日と雲の反射が作り出す空の色は、言葉にできないほど美しいものでした。

夜になると現れるのは満天の星空。人影がなくなったビーチに寝そべり、波音を聞きながら眺める星空。

仕事終わりの夕暮れ時に、毎日のようにビーチまでドライブして、ビール片手に夕日を眺め、ギターと波音を聞きながら壮大なビーチに寝転がり、そのまま満天の星空を満喫する。ブルームだからこそ味わえるパラダイスのような時間は、心が満たされる最高に充実したひと時でした。

同じビーチの同じ夕日でも、日によって顔が違うのも大きな魅力。本当に毎日通っても飽きないので、1人でも友達とでも、何度も通って幸せな気分に浸っていました。

またケーブルビーチの反対側、街の中心部に直接面しているRoebuck bayTown beachも、ターコイズブルーの海がとてもきれいです。

ワーホリには嬉しい高い賃金

観光目的ではなくブルームを訪れるワーホリの多くは、その美しいビーチや自然だけではなく、条件のいい仕事を得ることが目的の人がほとんどだと思います。

率直に言ってブルームは、来るタイミングさえ見誤らなければ、賃金が高く条件のいい仕事をゲットできる可能性がかなり高い街です。

オーストラリアでワーホリをしている人ならご存知かもしれませんが、オーストラリアでは日本と違い、シドニーやメルボルンのような大都市ほど賃金が低く、人里離れた僻地に行けば行くほど賃金水準が上がる傾向があります。

特にワーホリが就くようなカジュアルジョブ(カフェやレストラン、ホテルなどの仕事)ではこれが顕著です。

周りから隔絶されたブルームも例外ではなく、給与水準はオーストラリアの中でもトップレベルに高いです(NTのキャサリンやアリススプリングスが同じくらいの水準かと思います)。

これを目当てに多くのバックパッカーがやってきます。街にある飲食店や宿泊施設はまず例外なくワーホリが雇われており、乾季のハイシーズンには人手不足を補うために求人が増えるため、ポジションがひときわ増えます。たしかにヨーロピアンを中心として競合も多いですが、大都市や東海岸の人気の街に比べればまだまだマイナーな街なので、仕事を得る上での競争率は決して高くはありません。

ブルームでの仕事探しの基本はレジュメ配りですが、僕も到着して数日のうちにホテルのハウスキーピングの仕事をゲットしました。

滞在していた7月〜10月の間にレジュメ配りも何回か行い、上記のホテル以外にもナイトマーケットでのフードスタンド(不定期)、カフェのキッチンハンドとしても働いていました。

周りを見渡しても、欧米人・アジア人ともに、7月〜10月のどの時期であっても、そこまで苦労せずに仕事をゲットしている人がほとんどでした。日本人の中には英語がそこまで得意ではない人もいましたが、その人でもダイニングバーのキッチンハンドの仕事をかなり短期間のうちにゲットしていました。
(いわゆるジャパレスのような店は、この街にはありません。)

ちなみに僕が働いていたホテルのハウスキーピングの賃金は、平日$23.63、土曜日$28.36、日曜日$33.09でした。さらにランチ付きです。
ランドリー班に配属された僕の主な仕事は、チェックアウト後の部屋からリネンを回収して、ランドリールームでシーツ類を畳み、たまに応援で部屋の清掃に行くことでした。
基本的にシーツを畳むだけの単純作業で、当時のレートで約2,000円の時給(平日)をもらっていました。

僕が働いていたホテル。プール付きの広々した中庭で食べれるまかないランチ。

 

これだけ日常生活が楽しい環境でかつ高い賃金をもらえる生活ができる街は、オーストラリア広しといえども他にあまりないと思います。

このブルームでの仕事探しや仕事環境の詳細については、別の記事で改めて紹介したいと思います。お楽しみに!

他にもたくさんブルームの魅力

この他にもビーチでラクダに乗れるキャメルライドや、月に一度、満月の3日間だけ見られる幻想的な月への階段、日本とも歴史的に関わりのあるShinju Matsuri、定期的なイベント、観光名所・・などなど魅力がたくさんあるのですが、ここに全て書くとちょっと長くなってしまうので、こちらも別の記事でご紹介しようと思います!乞うご期待!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

多くのワーホリが追い求める高い賃金と南国の楽園のような生活環境、この両方が手に入るのがブルームです。オーストラリアでワーホリをする醍醐味が詰まった街、ブルーム。

“Work hard, Play harder”

まさに「ワーキング・ホリデー」という言葉を体現したような生活が送れることが、ブルーム最大の魅力ではないかと思います。

 

なお仕事についてはシーズンやタイミング、個々人の能力にも左右されますので、必ずしも良い条件の仕事を得られるという保証をするものではありません。

ブルームやオーストラリアでのワーホリ全般について、ご質問があれば下のコメント欄かこちらのお問い合わせフォームからお問い合わせください!

またSkype等を使ったご相談も受け付けております。詳しくはこちらをご覧ください。

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ブルームへ向かう場合、行き方としては陸路か空路があります。

陸路で向かう場合、パースやダーウィンから車やバスを使うのが一般的です。車をシェアして、パースやダーウィンなどからロードトリップをしながらブルームまで走ってくるのが、ワーホリの間では最もポピュラーです。

僕もパースで車を購入し、12日間ほどかけて西海岸をロードトリップしてブルームまでやってきました。

陸路であれば途中の観光地や景勝地に寄りながら旅自体を楽しめるので、時間があるのならロードトリップが一番おすすめです。

しかしながら時間がない人、一刻も早くブルームに着いてお金を稼ぎたい人にはやはり空路がおすすめです。

飛行機であれば、パースから2時間40分で到着します。時期にもよると思いますが、フライトは2万円くらいから取れるはずです。

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それでは、Have a nice working holiday !!










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ABOUTこの記事をかいた人

1989年生まれ。早稲田大学社会科学部卒。 大手電機メーカーに勤務後、ワーキングホリデーでオーストラリアに1年半滞在。 学生時代にバックパッカーとして10ヶ月間の世界一周の旅を行ったほか、東南アジア各国には何度も渡航。 「暮らすように旅する、旅するように暮らす」を20代のモットーに、トラベルライフを満喫中。2019年現在は語学系スタートアップの社員。